飲むソーヤの冒険

お酒と旅と日常と

The fellow came from England

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朝のうちに松本へ到着して、こっからどーしよっかなー雨降るかもしれないなーとか色々思っていたら、バックパッカールックの外国人女性とスレ違い、声を掛けてみると、どうやら松本城へ行きたいようです。僕も目的地は同じなので、一緒に行くことにしました!

どうやら彼女はイギリス出身で、僕の旅人スタイルの大先輩に当たるみたい!ここ三年間で22ヵ国!をイギリスに戻ったり、ワーキングホリデーで働いたりしながら、気ままに周っているらしいです。

宿泊はゲストハウスか、カウチサーフィンを利用しているようで、まさか長野でもカウチサーフィンで泊まることが出来るんだと驚きましたΣ(゚Д゚)

ちなみに上の写真は、別れ際に何故か蕎麦屋で撮った写真です(^。^)

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やって参りました国宝「松本城

現在日本に現存する天守のあるお城はわずか12しかなく、そのうちの一つが国宝「松本城です。

特筆すべきはなんといってもその景観美!!

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出展:http://www.matsumoto-castle.jp/value

今日は生憎の曇り空で、僕はうまく写真が撮れなかったのですが、晴天だとこんなに美しい景色が広がっているようです!!

松本城は一度も攻められることの無かった城なので、現在でもその外観の美しさを保てていて、優雅な月見櫓もあります。

その月見櫓ですが、かの徳川家康松本城を訪れると噂を聞いた当時の人々が建てた櫓です。この櫓からは、当然ですが月が良く見えるので、空に浮かぶ月と、水面に浮かぶ月と、お猪口のお酒に浮かぶ月の三つの月を楽しんでいたと伝えられています。しかし残念なことに、肝心の徳川家康はついに訪れることは無かったようです。

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城内には様々な展示品も見ることができ、この鉄砲などはなんと地元民の個人所有物!だそうで、それを貸与という形で展示してあるらしいです。

他にも、以前に天守の取り壊しの議題が市で挙げられたこもあるのですが、明治時代の実業家市川量造天守を救おうと、私財を投げ売って博覧会などを開き、資金を集めて天守閣の保存に奔走したようです。

このように、地元の方々から愛されているからこそ、松本城は現在の形を維持して、その価値や美しさを現代に伝えることが出来ています。

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出展:http://npo-alsa.com/modules/pico/index.php?content_id=76

日本文化の英語案内

松本城の側にテントがあって、ここは通称「ALSA」と呼ばれる、外国人向けのボランティア案内所です。

名古屋に行った時にも感じたんですが、外国人向けの日本の観光案内ってとても充実しるように見え、利用してみたいなーと思っていて、イギリスからの同行者も居るしせっかくなので、利用させて頂きました!!

日本文化の英語化

スタッフの方に付き添っていただき、僕らのためだけのツアーがスタート。せっかくなので、ボランティアの方はバリバリ日本人なんですが、全編英語でお願いしました。というか、外国人連れなのも手伝い、始めはまたもや外国人だと思われていました(¯―¯٥)

リュックに思いっきり日本語書いてあるやないか!!

さておき

結論から言うと、その国の「文化を正確に他の言語に移し替えるのは、出来ない」ということを僕は思いました。日本語に限らないと思うんですが、特に日本語に関しては、「一つの事象に対して複数の言い回しがある」ケースが多く、例えば今日聞いた中で、「warrior」という英単語に対して日本語だと「武者」「武士」「侍」「戦士」など、これ以外にもいくつかあります。なので、英語のボードなどを読んでいても、たまに個人的には、正しく伝わっているのかどうか、引っ掛かる文言があったりするんですよね。

なので、ますます色々な国の言葉を勉強して、英語や日本語ではなく、その国の言葉でその国の人と接してみたいなと思いました!!

ALSAをイギリス人と一緒に利用した最大のメリット

「日本人の当たり前になぜ?」の疑問が持てることです!!

例えば「ハラキリ」とか「戦国時代の戦作法」とか、日本人は一度くらい歴史の授業で学びますが、外国人にとっては全く新しい文化で、なぜ?なぜ?が止まらないようで、楽しくなってきちゃいました(*^^)v

こんな感じで松本城を後にして、次に向かったのはまさかの温泉です。

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僕らが向かったのは浅間温泉にある、「ホットプラザ浅間」

ここ、すごくキレイで休憩室も広々使えて、足湯は無料で使えちゃう最高空間なんで、オススメです!!

イギリス人の彼女は、温泉初体験です。

そもそもお風呂に複数人が同時に入るなんてこと、想像もしたことないようで、水着じゃダメなの?みんな裸なんて意味わかんない!だそうです。

ですが、僕も疲れていたので、「Japanese style!Japanese style!」と適当に、入ればなんとかなるよと半ば置き去りにして、ノンビリ温泉入ってきました!

たまたまタイミングが良かったのか、何故か他にお客さんが居なかったので、僕は露天風呂を貸し切りで使うことができました!!

なんか、徒歩旅してると温泉貸し切りプランに遭遇する率がめちゃ高いぞ?というわけで、徒歩旅オススメです。

でもやっぱり良い事ばかりじゃないんですねー

露天風呂でノンビリしてたら、ゲリラ豪雨襲来!!

まじかよ!雨に打たれて、始めは我慢してたんですが、なんか暑いんだか寒いんだかよくわかんなくなってきて、中に退避、残念です(/_;)

後ほど彼女と合流してみて感想を聞くと、どうやら大変気に入ったそうで、直ぐにFacebookかなにかで友達に言いふらしてました。

この辺りで彼女の東京行き電車の時間が近付いたので、冒頭の蕎麦屋で記念撮影に戻ります。

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蕎麦って英語でなんという!?

蕎麦の説明を求められ、辞書引いたら「Buckwheat」って出てきたんで、これこれーって見せたら、頭にクエスチョンマークが並ぶのが見えました。

調べてみたら、Buckwheatは間違いなく蕎麦のことなんですけど、どうやら英語圏の人は蕎麦を見たことも聞いたこともないようで、何かが分からないらしいです。

困窮したのでとりあえず「noodle!noodle!like Japanese ramen!」と、意味わからないこと捲し立ててその場を切り抜けました( ゚д゚)

もしイギリス人に、日本人は変な人種だぜ!と言われることがあったら、幾らかは僕のせいです、全ての日本の方々、どうもすみませんでしたm( )m

初めてバックパッカーっぽいことしたんで、興奮冷めやまぬ夜です(^_^)v

とても楽しかったなー、これからバックパッカーの外国人見掛けたら、とりあえず絡みに行ってみよう(^o^)

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今日のルート

大谷湖畔公園→松本城→ホットプラザ浅間→蕎麦屋松本駅

読んでいただいてどうもありがとうございます!!!


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